Only One
2007-07-13T16:03:02+09:00
fly-cha
感じるままに
Excite Blog
こんな日も・・・
http://scamper.exblog.jp/5874351/
2007-07-13T16:01:00+09:00
2007-07-13T16:03:02+09:00
2007-07-13T16:01:47+09:00
fly-cha
Fly Fishing
見事に 撃沈! あ〜ぁ。。。
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Blue Moon ♪
http://scamper.exblog.jp/5760733/
2007-06-30T15:30:00+09:00
2007-07-03T16:35:11+09:00
2007-06-30T15:30:14+09:00
fly-cha
こころ模様
Blue Moon …
日本語で表現すると
蒼い月…かなぁ?
それにしても…
ハートをくすぐられ
る心地よい言葉だ。
少しばかり風情のない説明になる。
月の満ち欠けのサイクルは平均29.5日周期で繰り返されている。
したがって、満月が訪れるのは一般的には月に1回だけという事になる。しかし数年に一度だけ、ひと月に二度の満月を迎える月がある。それは一年が12ヶ月で区切られる事、1ヶ月の日数は30日と31日からなっている事(2月を除く)、月齢サイクルが平均29.5日周期である事に起因する。細かい計算はここでは省略するが、このような仕組みになっているため月に二度満月が訪れる珍しい現象が起こるワケだ。
数年に一度だけ訪れる2度の満月。1度目に訪れる満月を、通称「ファーストムーン」、そして2度目の満月を「ブルームーン」などと粋な表現をする。数年に一度しかやって来ない珍しいブルームーン…実は今日なのだ。
Once In A Blue Moon ♪ 元々はアメリカン・カントリーの曲だったと記憶しているが、この「ブルームーン」を題材にした曲はカントリーに留まらずアメリカンポップスの御大 Dean Martin、ロックの神様 Elvis Presley 、日本のフュージョングループCasiopea 、ジャズに至っては殆どスタンダード曲扱いだ。この魅惑的な名曲は時代を超え、ありとあらゆる音楽ジャンルでフューチャーされ演奏され続けている。どちらかというと何となく くら〜い イメージ扱いの演奏が多いが、実は明るく爽やかな恋物語りの曲なのだ。今まさに梅雨本番!ジメジメした空気の中で、こんなイメージの音楽を聴いてみるのも、なかなか粋なもんだ。
誰が何と言っても、お勧めはコレ♪
できれば薄明かりの部屋で、鉄針を使うEP盤をまわし
ノスタルジックな音で聴きたいものだ。
もとつオマケ。気怠いJazz singer バージョン♪
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最後まで・・・尺に嫌われた
http://scamper.exblog.jp/5619942/
2007-06-15T12:20:27+09:00
2007-06-15T12:20:28+09:00
2007-06-15T12:20:28+09:00
fly-cha
Fly Fishing
前夜までの気象予報では終日曇天との事で…4連チャン釣行となるこの日、千載一遇の気象条件のハズだった♪
新しく始めた仕事が忙しく最近釣り場から遠のき気味のgaryさんと共に尺上ゲットのビッグチャンスを!? 目論んだわけ。
道中、蛭ヶ野SAでコーヒータイム。空を見上げるとポツポツと雨…?最近の気象予報って、ほんとアテにならないんだよなぁ〜
現地到着後、取り敢えずポイントを見て回る。さすがに今日は…考えることは皆同じ。本流長竿を持った餌師たちが、各ポイントに陣取り釣りをしている。最初から決めていたポイントには既に2台の車が停めてあり、その内の1台は餌師がこれから出掛ける準備をしていた。だーめだ、コリャ(沈)
もしかして・・・?
メジャーで計ってみると・・・
尺に5mm足りない・・・
こんにゃろー、踏んづけたろか!
もし本当にやってれば・・・足りない5mmはクリアできた?かもね〜(笑)
一先ず車に戻り、時計を見ると午後3時。時間的にもピッタリ!
どう?これから今日の最終戦、行きますぅ・・・?
garyさん、久々の釣りでお疲れ気味の様子。最終戦は是非とも温泉で・・・
んじゃ、そうしまひょか・・・♪
雨と汗で全身ビショ濡れのろーがんコンビ。温泉にどっぷり浸かって、プハァ〜
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多くを語らず…
http://scamper.exblog.jp/5577469/
2007-06-10T14:13:46+09:00
2007-07-03T16:40:02+09:00
2007-06-10T14:13:46+09:00
fly-cha
Fly Fishing
3週連続の釣行だった。
でも もしかすると・・・4週連チャンするかもね(笑)
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どしゃ降りの雨…
http://scamper.exblog.jp/5526021/
2007-06-03T14:59:00+09:00
2007-06-03T16:35:22+09:00
2007-06-03T14:59:15+09:00
fly-cha
Fly Fishing
前日ギリギリまで翌日の気象予報とにらめっこ。う〜ん・・・何とかなるっしょ!急遽水曜午後に巻きためた10本のエルクヘアーを自作フライボックスに放り込み、女房の呆れた視線をヒシヒシと肌に感じながら釣行支度を整える。
当日の出発は午前6時30分とかなり遅め?何を隠そう、実は寝坊してしまったワケ(^^ゞ今日のお供は釣行初デビューのトランスポーター quattro TT。ロードクリアランスは何と120mmしかない。コレで凸凹林道を走らせようってんだから、正気の沙汰じゃないよね♪
自宅出発時はドぴーかんの快晴。蛭ヶ野を越えた辺りから雲行きがおかしくなり、御母衣湖に差し掛かった頃にはシトシトと雨が降り出した。そして世界遺産の白川郷を通過する時には案の定、どしゃ降りの雨に見舞われる。。
集落の遊漁証売り場で今回は思い切って年券を購入!最初に向かうは前回釣行で最後に入った場所、この堰堤の上からだ。
久々のレインウェアーを着込んでの雨天釣行だ。目指すは尺上のみ!意気込みはかなりのものだったのに。>゜))))彡はそこそこ釣れるが、いかんせんサイズがねぇ・・・
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場所を変えて再度の尺上狙いだったが、先週と比べるとかなりの水量減で・・・釣れなかった、苦しいイイワケね(爆)
今回は雨という事もあり、いつものBamboo Rod & Silk Line は止めにし最初から最後までカーボンロッド&シンセティック・ラインを使って釣りをした。久々に使ったこのシステム。思いのまま!って言葉がピッタリだった。こんなに使いやすいシステムだったんだなぁ・・・改めて思い知った。。。]]>
イワナの楽園
http://scamper.exblog.jp/5466733/
2007-05-26T14:54:00+09:00
2007-05-28T07:22:21+09:00
2007-05-26T14:54:36+09:00
fly-cha
Fly Fishing
今回のメンバーは尾西凸凹コンビ(101 & kimama028さん)、遙々福井県から駆けつけてくれたゲストの amago_fish さんとの3人釣行でしたが、終わってみれば028さんとamago_fish さん、お二人とも見事尺上ゲットでご満悦!!この川の持つ計り知れぬ底力を見せつけられた思いです。
えっ、一人抜けてるって?
あ〜…私の事ね。
実は第二ラウンドでハヂケちゃいました。一投一尾ペースの数釣りが原因で集中力がプッツンと切れ…(^^ゞハイ核心部分を突く最終ラウンドでは、最初からお二人に川泳ぎ♪のお手本なんぞをご披露しちゃいまして…(ノ゚O゚)ノ
幸か不幸か当日はカメラを忘れちゃって…持ってたら間違いなくご臨終でしたよね♪
て事で、掲載の画像は全て028さん撮影です。
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やっぱりムリ?
http://scamper.exblog.jp/5429119/
2007-05-21T13:35:28+09:00
2007-05-21T13:35:28+09:00
2007-05-21T13:35:28+09:00
fly-cha
Fly Fishing
苦肉の策でとった行動が下の画像。少しは明るい?窓際にバイスをセットしてみた。が、しかし…ポジションが高すぎて椅子の高さが合わない。どうにもしゃーないからスタンディングの体勢で巻く事にした。
巻き始めた途端に肩と首に… キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!
結局、ライト・ケヒルを3本巻いた所でギブアップ。
まぁ、今日の所はこれで勘弁しておいてやる事にしちゃるわい。。。
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籐巻きグリップ
http://scamper.exblog.jp/5421587/
2007-05-20T15:23:43+09:00
2007-05-20T15:23:43+09:00
2007-05-20T15:23:43+09:00
fly-cha
Fly Fishing
haruさんに頼んであったグリップの籐巻き加工が仕上がってきた。
何とも言えぬ艶めかしさとその手触りに・・・・ハートがときめく。
恒例の500円貯金もかなり貯まったきたことだし(笑)
シーズンオフにもう1本、いっちゃおーかなぁー♪]]>
9ヶ月ぶりの帰還(^^ゞ
http://scamper.exblog.jp/5407736/
2007-05-18T16:04:55+09:00
2007-05-18T16:04:55+09:00
2007-05-18T16:04:55+09:00
fly-cha
こころ模様
久し振りに帰ってきた。
娘の卒業帰国と就職、そして息子の卒業就職がほぼ同時に進み何かとバタついていたのも確かだが、blogやWebから離れていた一番大きな理由はそれではない。ひとことで言ってしまえば「両肩に担いでいた重い荷物が一度になくなり、何となく気が抜けた?」みたいな感じかなぁ。。
守るべきものを無くしフヌケになっていた?ちょうどその頃、友人からの招待を受けmixiに参加する事となったワケだ。まぁ何でも良いから新しい事を始めれば、それなりに頑張ることができるだろうし気分転換にもなる…そんな軽い気持ちで良くわからないまま始めてしまった。
巷で話題のSNS mixi 、いざ始めてみるとやはり最初はチンプン・カンプン♪ワケのわからないアブナ系に迷い込み「よっ!男の子だねぇ…」なんて褒められるわ、内緒にしてたはずのオジョーにもあっという間に発見されるわで、最初から足をすくわれすってんコロリン!結局最後までコケまくりだったぜ (^^ゞヘヘヘ
ここに来てようやくmixiにも慣れてきたところだが、いかんせん慣れというのは恐ろしいもの。特に私のような性格の人間にはね。バーチャルの世界?そう自分では割り切っていたつもりだったが、ついつい…思い切り のめり込んじゃうんだよねぇ。
取り敢えず・・・
守るべきものを同居の娘達に限定することにして(笑)
これからは少しずつ…気が向いた時にだけ…更新していこうと思っている。
よろしくね。。。
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101 Families At The New York City Vol.14
http://scamper.exblog.jp/2934075/
2006-08-01T13:23:00+09:00
2006-08-01T18:01:53+09:00
2006-07-29T17:48:18+09:00
fly-cha
こころ模様
とうとう帰国の日の朝を迎えた。7年もの間待ち望んでいたアメリカ旅行だったが、8泊10日の日程はあっという間に終わってしまった。帰りたくねぇー・・・この期に及んで、またしてもダダをこねる私。
午前7時、気が乗らない私を尻目に帰国準備を着々と進める家族たち。3Fのホテルロビーまで荷物を降ろしてチェックアウト手続きを済ませねばならない。日本に持ち帰る膨大な荷物を運ぶのは言うまでもなくおとーさんの仕事で、すべての荷物を運び終えるには部屋とロビーを行ったり来たりと3往復、かなりきついお役目だった。私がゼーゼー言ってる間に、娘が部屋のカードキーを返還しチェックアウトを完了させる段取りだった。
空港までのバンを予約してあるが、到着まではまだ少し時間がある。街を歩くニューヨーカー達の姿を眺めながら、一人淋しくタバコでもふかし、余韻に浸ることにする。エレベーターを降りると、そこには黒人でガタイの良い、いつものセキュリティーが立っていた。毎早朝、タバコを吸うため私は一人で外に出るのが日課となっており、彼とは毎朝「 Good morning ! 」と挨拶を交わしていた。馴染みの彼の顔を見て、私はいつものように軽く手を挙げ挨拶し外に出た。今日もまた生憎の雨模様だ。歩道では黒人が一人、何処で仕入れてきたのか折り畳み傘の入った新品の箱を開け、街行く人に売りさばいている。さすがのニューヨークっ子たちもこう毎日雨に降られては傘が恋しくなるのか、用意した傘は瞬く間に完売だ。タバコを燻らせていると、傘売りが再び箱を小脇に抱えてやって来て店開きだ。道行く人に向かい「 umbrella umbrella・・」と声を掛ける。用意した傘は先程と同じで、直ぐに売り切れてしまった。おぬし、なかなかヤルのぉー、妙に感心してしまった。
お迎えの時間が迫ってきた、名残惜しいがそろそろ家族の所に戻らねばならない。入り口の回転扉をくぐりエレベーターに向かおうとした途端、予期せぬセキュリティーストップを喰らう。以前に大学の寮で惨めな思いをした時と同じ状況、タバコが原因でまたしても入室を阻まれる羽目に陥る。「 room number card please 」カードの提示を求められる。そんな事言ったって、部屋のカードキーは既に返してしまい持って無いのだ。先ほど挨拶を交わしたばかりの顔パスの馴染みを探すが、間が悪く彼の勤務時間は終ってしまったようで、すでに交代要員と変わってしまっている。ど、ど、どーしよー.... 「 I'm checkout , just now . card key nothing ! 」デタラメ英語で取り敢えず言い訳するが、通じているのかどうかは判らない。「 Room number and your first name, please 」部屋番号?うヴェ、記憶にございまへんがな、「忘れた」の単語、単語、くっそー 出てこんわいな。ファーストネームつったら苗字じゃなく名前の事だったよなぁ、「スミーオ」と答えるが、聞き取れていないのか怪しげな目つきでジロジロ見られる。「 waiting...front... my family !」思いついた単語を並べただけのアピール。そう言うと係員がフロントに電話で確かめてくれOKがでた。冷や汗でTシャツが体にまとわりつくのを感じながらエレベーターに向かう。偶然にも、開いた扉の向こうには待ちくたびれムッとした顔でエレベーターを降りてきた家族がそこにいた。しこたま怒られた。一度ならず二度までもタバコで失態をしでかしてしまった。
今回のアメリカ旅行で、「アメリカといえば、誰が何と言おうとコレでしょ!」絶対やってこようと思っていた目標が2つあった。
アメリカと言えばこれ、Delivery Pizza
これも絶対外せない!Hot Dog
この二つの願望は、結局のところ一度も実現できなかった。宿泊ホテルへのピザデリバリーは、ホテルの格式と言葉の壁(私にとり)が大きく、自分には一歩踏み出す勇気がなかった。そしてホットドッグに関しては、目的のお店すら見つける事ができず仕舞いだった。(セントラルパーク前に出店しているはずの、美味しいと評判の黒人がやっている屋台)笑われるかも知れないが、私にとってアメリカのイメージはこの二つに尽きる。やり残してしまい、未だに悔いが残る。
実現する勇気が無く、悔しい思いをした事が実はもう一つある。オプショナル・ツアー集合場所となっていたヒルトンホテル・レセプションカウンター前のショーウィンドウに飾られていたミュージカル・グッズで初めて知った、開演中のダンスミュージカル Hot Feet を観れなかった事だ。
このミュージカルは「ムービング・アウト」以来の本格的なダンス・ミュージカルということだが、ニューヨークタイムズの酷評の洗礼を受けお客の入りは半分程度。陳腐なストーリーや演出はともかく、この本格的なダンス・ミュージカルの真骨頂は言わずと知れた踊りにある。 EW & F の曲に乗り、思い切りダンス、ダンス、ダンス ! 生オケでのアース・メドレー聞くだけでも私のようなファンにとっては、もー たまんねぇー(ワクワク・メロメロ)後に知った事だが、このダンス・ミュージカルでブロードウェーデビューを果たした日本人ダンサー(Sumie Maeda さん)がいたそうだ。見たかったなぁー、聞きたかったなぁー、時間的に観れないにしても、せめてグッズのTシャツだけでも記念に買ってくれば良かったなぁー・・
こうして振り返ると今回のNY旅行で、私的にやり残した事はたくさんあるし悔いも残る。私たちのように遊びで出掛けるのとは違い、娘が単身アメリカで暮らしたこの7年間はいったいどんなものだったのだろう。現地の生徒でさえ6年間のスパンで大学卒業を目指すにも係わらず、ただでさえハンデのある留学生の立場、すべてのカリキュラムを4年間でこなすべく奮闘を強いられ、自分自身に課し続けたプレッシャーを思うと可愛そうでならない。時間的にも心理的にも、もう少し心の余裕を持たせてやり、学生生活をエンジョイさせてやるべきだったと反省している。7年間の長きに及ぶアメリカ留学は何も娘だけのものではない。サポート役の私たち家族全員の留学でもあった。お互い悔いは残してはいない筈、「よく頑張った、ご苦労さん!」娘と、そして自分達をそう褒めてやりたい。アメリカ生活もこれにて無事タイムアップ。この先、またいつか、もし再びチャンスがあったら、海外のパーキングメーターに小銭を入れてみたい・・正直な気持ち、現在はそう思っているのだ。〜Fine〜 ]]>
101 Families At The New York City Vol.13
http://scamper.exblog.jp/2886081/
2006-07-26T17:12:00+09:00
2006-07-26T17:18:03+09:00
2006-07-24T07:50:54+09:00
fly-cha
こころ模様
最終日の朝一番で向かった先はセントラルパーク ( Centralpark ) だ。NY観光でここはどうしても外す事はできないスポットだ。
写真のでかいオブジェは南西入り口、セントラル・パーク・サウス通りに面した所にある立派な物だ。この公園は南北4km・東西0.8kmもの広さがあり、にわかに信じられない事だが施設全体はすべて人工的に造られた物なのだ。
この入り口から入ってすぐの場所にあるお店で、朝食のサンドウィッチとコーヒーを買い最終日に相応しい早朝の静かなひとときを過ごす。
この建物はセントラル・パークのちょうど南西コーナーに位置するコロンバス・サークルと呼ばれる場所にあるタイム・ワーナー・センターのツウィンビル。この中にはオフィス・TV局のCNNスタジオ・住宅(高級コンドミニアム)・各種ブランドストア・超高級レストランなどが入っている。人気でなかなか予約が取れない、1人500ドルもするディナーを出す寿司屋"MASA"もここにあるのだ。
ここを訪れた理由は、お土産用のチョコレートをまとめて買う事。それと日本に残してきた息子に、それらしいお土産を買ってやるためだ。以前、高校の卒業式でアメリカを訪れた時には手提げのボストンバッグが一つ、お土産用に買ったナッツで満タンになった(私が大好きなマカダミアンナッツを、でかいケースごと買った)。帰国時、空港での手荷物税関検査で職員に中を見られた折には、「Oh... Nuts Nuts All Nuts ! 」 と大笑いをされてしまい、実に恥ずかしい思いをした経験がある。今回はたぶん大丈夫、何たって GODIVA のチョコレートだからね。
建物内の3Fからセントラル・パークを望む景色
全面ミラーガラスが施されています
息子もこれならば文句はあるまい
午前中に買い物を済ませ、午後からは帰国のための準備をせねばならない。帰路、「おとーさんはもう1週間ほどNYに滞在するから、おまえらだけ日本に帰りなさい・・」こう強く主張した。しかし家族の反応は、あ〜、またおとーさんが何か言ってる、しかとじゃ、シカト!完全無視の冷たい表情。まだまだ帰りたくねぇー。帰らんぞオレは。勝手に帰りくされ!言うだけ無駄だった。
ホテルに戻った後、昼食をどうにかしなければと娘に相談すると、「久し振りにワッパー(バーガーキング)が食べたい。マックは美味しくないから食べるならバーガーキングね!」だってさ。娘と二人で昼食のハンバーガーを目ざし、キングへ買い出しに行くハメになった。ここのハンバーガーは思っていたよりはずっと大きく、しかも美味しかったのだ。娘が進めるのもうなずける、まさにアメリカン・ハンバーガーの王道を行く代物だった。パテは直火焼きで香ばしくてBigサイズ、大胆に挟んだレタス等の野菜もたくさん入っており、他社チェーンよりも肉の旨みが味わえ満足感も大きい。数年前には日本進出をも果たしたにもかかわらず既に全面撤退しており、残念ながら今の日本では食べる事ができないハンバーガーなのだ。 バーガーキングの面白い広告サイトを発見した。この『サブサービエント・チキン』(従順なニワトリ)に登場する婦人用下着を身につけたニワトリの着ぐるみを着た主役さんが、こちらからリクエストしたポーズをリアルタイムで(なワケないよね)演じてくれるというもの。やってみるとけっこう面白くてハマリます。因みにリクエストは英文しかダメですので あしからず。 ・・・つづく。
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101 Families At The New York City Vol.12
http://scamper.exblog.jp/2889226/
2006-07-25T18:04:59+09:00
2006-07-25T18:04:59+09:00
2006-07-24T17:33:22+09:00
fly-cha
こころ模様
再びホテルに戻るが、どうにも気分が落ち着かない。そう言えば日本から持ってきたタバコが残り少なくなり、帰国まではあと数日だが最後まで持ちそうにない。タバコを買いに出掛けようと妻を誘い(一人で行く勇気がない)夕闇迫る街に二人きりで繰り出す事にした。
街角に出ている露店にはタバコはもちろん、ベーグルなどのパン類・週刊誌・新聞など様々な物を気軽に購入することができる。中をのぞき込み自分でオーダーできる銘柄を探す。迷わずチョイスしたのはマルボロ。「マールボロ プリーズ」、差し出されたタバコを見て、おぉ、ちゃんと通じたようだ。値段が分からなかったので「ハウ マッチ?」こう聞くと、にーちゃん何かブツブツ独り言。聞こえなかったのかと思い、今度は大きな声で 「ハウ マッチ?」。アラブ系の顔つきをした店員さん、何を思ったのか100円ライターを手に取り私に差し出す。おい、こら、外人、漫才やってんじゃねぇーぞ!(呆)とんだやりとりに苦笑いだ。漫才に終止符を打ち、マルボロ1箱、$7.99 を支払う。ベラボーな値段に驚きを隠し得ない私。
あてどなく彷徨うこと1時間、そろそろホテルに帰らないと心配を掛けてしまう時間になっていた。とその時、とあるデリが目にとまる。そうだ、英会話に不自由な自分達だけでもショッピングができる事を娘に見せつけなねば・・デリに入店し、食後のデザートのアイスクリームと私のビールを買い込み、意気揚々とホテルに戻る。ホテルに戻り自分達だけで買ったお土産を、 どやっ、スゲェーやろ!とばかりに自慢げに娘に見せつけてやった。それを見て娘がこうほざいた。「へぇ〜、自分達だけで買えたんだ」もう少し褒めてくれても良さそうなのに。親孝行だと思って、もっと驚けよなぁぁぁ(少しだけガッカリ) ・・・つづく。]]>
101 Families At The New York City Vol.11
http://scamper.exblog.jp/2886610/
2006-07-24T10:03:00+09:00
2006-07-24T15:55:17+09:00
2006-07-24T10:03:18+09:00
fly-cha
こころ模様
今日向かうのはNYCから車で1時間半ほどの所にある(ニュージャージー州)Woodbury Common Premium Outlets(通称、ウッドベリー・アウトレット・コモン)収容店舗数220店以上からなる巨大アウトレットショップだ。早い話が、言わずと知れたブランド買い出しツアーである。この手のショッピングツアーが大の苦手な私、色々な意味で、できる事なら避けて通りたいのだが・・。
ハドソン川に懸かる大きな橋を渡り、バスは一路お隣のニュージャージー州を目指す。おぉー、広大な森の中を通過してだんだん景色が良くなってきたぞ。小高い山(丘)を一つ二つ越えるルート、森があれば当然川の流れもあるだろうと血眼になって探す。しかし、行けども行けども川の流れどころか水の滴る沢すら見あたらない。ハドソン川のようなデカイ川はあっても、日本の里山・奥山で普通に見られる釣りができそうな里川や渓流は、結局アウトレット到着まで見つける事ができなかった。これだけの鬱蒼とした樹木を抱いていても川がない・・アメリカっちゅう所は、我々のような釣り師にとって住みにくい環境だな(この辺りは)
ここでのショッピングは女性陣先導で過ごす事になり、私はただ付いて歩くだけで、強いて言えばお買い物の品を運ぶポーター役だ。
今日はここで4時間弱過ごさねばならない。目的もなく、ぶらぶら歩くだけのお役目はつまんねぇー
勝手に一人で帰るわけにもいかないし、かといって単独行動をして迷子にでもなろうものなら家族の冷たいひんしゅくをかう
← 重要な作戦会議を開く女性陣。
私など絶対に参加させて貰えぬ秘密会議
暇だ・暇だ・あー、やんなるほど暇な私。
やっとの事で退屈なショッピングを済ませ、マンハッタンに戻ってきたのが午後3時頃だった。ホテルに戻るにはまだ時間は少し早いことだし、5th Aveはこの場所から近いことだし、お目当ての場所に行こうか!ここから先は、私が主役なのだ。
目指すは、高級ブティックが立ち並ぶ5th Aveにある Tiffany & Co New York 卒業に際し、娘にとって何か一生の記念になるものをプレゼントしよう。以前より私たちはそう考え、最初からここしかないと決めていたお店だっだ。ショッピングツアーの帰りに急遽出掛ける事となり、私のいでたちはパーカーにジーンズ姿で、おまけに足下はスリッパを履いている。格式あるショップ、このラフな格好で果たして入店できるのだろうか・・ちょっと心配。ショップ入り口の扉を潜ると、さすがティファニーだ。黒服の店員さんが扉の向こうに立っており、 Welcome ! とお辞儀をし迎えてくれる。お辞儀して迎えてくれるのは良いのだが、店員さんの目線は足下のスリッパを見ているはずで、その目線が何だか無性に気になる私。入店拒否され出直す羽目になりはしないかと心配していただけに、何事もなく入店でき一安心した。
1Fフロアーを取り敢えず一周し、何処に何があるのかをまず確認する。まだ何にするかさえ決めていない。妻と相談し、目標をブレスレットに絞り込む事にした。ショーケース内の商品に付く肝心なプライスタグはすべて裏返され、こちらからはわからないようになっている。値段だけで判断しないでくれ!そうTiffanyは主張しているかのようだ。値踏みをするため、まあまあ気に入ったデザインのブレスレットを選び店員にケースから出してもらう。商品を手に取りプライスカードを見ると、思わぬロープライスに驚いた。店内のショーケースはデザイナー毎に数カ所に区画されている様子で、どうやらこのコーナーの商品はリーズナブルな価格帯を取り揃えているらしい。
次のコーナーに移り物色する。私と妻が一目見て気に入ったブレスレットを店員にショーケースから出してもらう。プライスを見るとゼロが、ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ。おいおい、桁が一つちゃうやないけー!いくら何でもこれはムリだ。でもこれ良いよなぁ〜・・モジモジしている私たちを見て、急に娘がソワソワしだしこの場から逃げ出すよう離れて行ってしまう。追いかけて話をすると、一言「たかすぎるから・・」このお店に入った時から娘の様子が少しおかしい事に私は気付いていた。何となくソワソワして落ち着きがない。どうやら娘にとり、このお店は敷居が高く居心地が悪いようだ。日本でもアメリカでも、これまで値段の安いローカルショップでしか買い物をした事がない娘、この手の雰囲気を持ったお店に入る事自体が初めての経験で、ショップイメージに完全に呑まれてしまっていた。娘を落ち着かせるため、目先を変えて3Fのフロアーに移動する事にする。3Fはシルバー製品を取り揃えた売り場で、どちらかというとTiffanyエントリーモデル的な商品が揃っている。因みに2Fは時計売り場となっている。4F以上はあるのかどうかも分からないが、もし有るとすれば超Vip様用の、一般では決して入る事のできない特別ルームだろう。
3Fフロアーには、ハイスクールの生徒らしき制服を着た女の子から中年のおばはんまでうろついている。Tiffanyデザインで有名な「オープン・ハート」が、シンプルなデザインのオリジナルからアレンジされた物までたくさん揃えられていた。一通り見回るが、やはり1Fの商品群とは全く性格が違う物ばかり。娘の気持ちが治まるのを見計らい娘にこう告げる。「このフロアーに置いてある商品は、彼氏に買ってもらうような物ばかり。だからもう一度1Fを見に行こうか」そう言い聞かせ、再び1Fまで戻る事にする。娘の前で妻が私に話しかけてくる。「この旅行で持ち込んだドルは持って帰る必要はない。残しておく現金は明日1日の飲食代だけだから、あとは全部ここで使ってしまえばいい。気に入った物で、もし現金が足りないようならカードで支払えばいいから遠慮しないで自分の気に入った物を買いなさい。ねぇー、おとーサ〜ン!」そう言ってのけた妻の言葉に私も、「うんうん、その通りだから遠慮すんな」と思わず答えてしまった。╲滝(^^;)汗╱
目的と予算を店員さんに伝え2〜3品見せてもらう事にする。おとーちゃん孝行の娘が選んだのは、ティファニーの代表的なデザイン「Atlas / アトラス」をあしらったブレスレットだった。年齢相応で、そのシンプルで飽きのこないデザインに私たちも大満足だ(もちろん懐に優しい値段もね)。さてさてここからが大変だ。財布の中に残っている紙幣とコインをショーケースの上で店開きして全部かき集める。アメリカではこういう場合、カードを使って支払いを済ませる方法がスマートで普通なのだ。小銭でパンパンに膨れあがっていた財布がこれですっかりスマートになった。ビックリしたのは相手をしてくれた店員さん、日頃数える事のない紙幣や小銭を、慣れない手つきで2度3度と数え直し確認をしていた。この時だけはやっぱし、少しばかりカッコワルかったなぁ。 今回の旅の目的は、これにてすべて終了した。アメリカ滞在も残すところ明日一日限りとなってしまい・・・淋しいなぁ〜。
ホテルから見るこの景色も、私の目には心なし淋しく映るのだ。
・・・つづく。]]>
101 Families At The New York City Vol.10
http://scamper.exblog.jp/2815628/
2006-07-19T15:25:03+09:00
2006-07-19T15:25:03+09:00
2006-07-16T14:16:01+09:00
fly-cha
こころ模様
さてさて、ニューヨーク滞在もいよいよ後半に突入だ。今日参加するオプショナル・ツアーは、夕方から始まるプリシアターディナー&ミュージカルナイトツアーとなっている。つまり今日は夕方まで何もする事がないという事だ。ホテルでじっとしているのもつまらないので、どこかで昼食を兼ね散策に出掛ける事にする。
最初に向かった先は有名なロックフェラーセンターだ。このロックフェラーセンターというのは、一つの建物ではなく複合的なビルが組み合わさった商業エリアを指している。建物で囲まれた中庭的な場所にはロックカフェと呼ばれるオープンスタイルのカフェがあり、そこで朝食を摂りながらの粋なモーニングコーヒーを楽しむつもりでいた。しかし天候は今日もまた雨模様で、目当ての場所はテーブルのパラソルはたたまれたままのCLOSE状態、カッコイイ朝食もオアズケを喰らってしまった。このロックカフェ、実は冬になるとスケートリンクへと変身する。またこの場所は、日本でも時期になるとニュースなどで毎回取り上げられる全米一巨大なクリスマスツリーが設置される場所なのだ。仕方がないので、このロックフェラーセンターの一角をなすG.E.ビルにあるNBC で、(全米4大テレビネットワークのうちの一つ )甥っ子や姪っ子が喜びそうなお土産を見繕うことにする。
ロックフェラーセンターの地下は食材売り場やデリ(総菜・お弁当売り場)があり、お昼ともなればセンター内のオフィスや近隣のサラリーマン、はたまた観光客まで押し寄せ賑わう場所だ。私たちも来たついでにランチをここで済ませておこうと地下に降りる。時間的にはちょうどお昼という事もあって、デリは足の踏み場もないくらいの盛況ぶり。レジには順番を待つお客さんが長蛇の列を作っていた。デリでの購入方法は、入り口付近に置いてあるプラスチック製パッケージを手に取り、自分の好きな調理済み総菜を詰め込むだけ。あとはレジで重さを量りグラムいくらで精算を済ませるのだ。日本で言うと、夕方 おばちゃんたちで混雑する「デパ地下食材売り場」のようなものだ。食材売り場を出た所にはイートコーナーがそこかしこに設置されているので、席が空いていればその場で食べてもよし、オフィスに持ち帰って食べてもよし。私たちも群衆の中に突入を試みるが、なんせ慣れない事もあり、デリコーナーでは混雑する人々を避け損ない 「excuse me !」 を連呼してしまうありさまだ。仕方なくこのコーナーは諦め、片隅に置かれた詰め合わせパッケージを購入して外に出た。たくさん設置されているイス・テーブルも既に満席状態で、席が空くのを暫し待つも空席ができる状況ではなさそうだ。結局その場では食べる事を諦め一旦ホテルに戻る事にした。
昼食を済ませホテルで小休止。夕方の出動までにはまだ時間がタップリあるので 、City 散策に行こうと娘を誘う。しかし速攻で返ってきた答えは「行ってきたらぁー」とつれない返事だ。疲れているのか、どうやら娘にはその気はないらしく、自分達だけで行けるものなら行ってみな!って感じだねこれは。ふつー、そーゆー時には、言葉が話せない者だけで外出させるわけにはゆかないと、乗り気でなくとも付き合うのが優しい心遣いってもんだわな。少しばかりカチンときた私、おうおう、行ったろーやないけぇー! 娘だけホテルに残し外出する事にした。
ホテルから外に出ると、消防車のけたたましいサイレンが鳴り響いている。この NYC という街はほんとうに騒々しい街だ。消防車のサイレン・パトカーのサイレン・街行く車の派手なクラクションの鳴らし方、朝から晩までありとあらゆる騒音がひしめき合い実にウルサイ街なのだ。
それにしても今日は、やけに消防車がたくさん出動しているなぁ。私達が向かった先で偶然、出動先の現場を通りかかった。駆けつけた消防車の数は合計4台で、すでに事無きを得ていたようだった。ここに来るまで煙も何も見えなかったので、大したことのないボヤ程度のもの、或いは警報機の誤作動だろう。NYC は火による災害に対しはとても敏感な街で、建物に対し煙を感知する火災報知器の設置を義務付けている。この煙感知器、火災の煙ばかりかヘヤースプレーなどのガスや、タバコの煙などにも敏感に反応してしまうタチの悪い代物だ。実際の火災以外での、このような警報機誤作動が原因で消防が出動する回数は想像を遙かに超えた数にのぼると思われる。この街は、現代の最新ビルから築100年を越える古いビルまでが狭い場所にひしめき合い混在している不思議な街で、点在する古いビルの壁にはかつて出火したであろう痕跡(壁に残された黒い煙や炎の跡)がたくさん見受けられる。冬季はマイナス20度近くになるこの地に於いて、当時の暖房手段は薪を使った暖炉が一般的手段であったと考えられ、不注意による火災が度々発生していた事が容易に想像できる。点在する古い建物の数多くに残されたその痕跡から判断すると、狭い場所に密集しているが故に、ひとたび火災が起これば甚大な被害に発展しかねないという危機管理から、現代でも行政面でこのような措置が執られているのであろう。
「行ったろーやないけぇー」と外出した以上、迷子になってホテルに帰れない事態だけは絶対に避けねばならない。あてもなくトコトコ歩きながらも、帰るための方向感覚だけは頭の中で整理しながら歩いていた・・つもりだ。万が一、帰り道がわからなくなっても大丈夫。街は碁盤の目状に道路が配置されているので、ストリートとアベニューを書いたガイドマップさえ持っていれば先ず迷子になる事は無い。
途中で見かけた白バイ。獲物を狙ってますね コレは。
これ、かの有名なエンパイヤ・ステートビル。
キングコングが登ったアレね。
ここらで一休み、コンクリートジャングルの中のオアシス。
綺麗に手入れされた緑の公園は、とても気持ちの良い都会のオアシスだ。黄色いカッパを着た人は公園を手入れするキーパーの人たち。この人達が毎日、朝から晩まで手入れを怠らないので綺麗さを保てている。街中にもキーパー達はたくさんいる。例えば、道路に投げ捨てられたタバコの吸い殻を朝から晩まで拾い集めるだけの仕事人、歩道に高く積み上げられたゴミ袋を夜中に回収し、街の美観を守る仕事人、街角のあちこちに設置されているゴミ箱のゴミだけを片付ける仕事人・・などなど。街のキーパーさん達の中で私が最も驚いたのは、何といっても吸殻だけを片付けている仕事人がいる事だ。街中には灰皿の設置がほとんど無く、タバコを吸い終わると道路(歩道)にポイと捨てるのがNY流。みなが普通にそうしているので、道路はいつも吸殻で溢れる事態となり美観が損なわれてしまう。そこで登場するのが、ほーきと塵取りを持った吸殻掃除人。彼らは1日中黙々と、吸殻だけを掃除し続けている。仕事をしている彼らの姿を見ると少し気の毒な気持ちを抱く事もあるが、この人たちがいないと観光地としての景観が見苦しくなるし、観光客が減ると街の収入も減る事となるし、彼らの生活を支える貴重な収入源もなくなるし...この仕事はもしかすると、失業対策も兼ねた一石二鳥の(それ以上かな)good job なのかもしれない。
公園で暫しくつろぎ、そろそろホテルに戻らなければならない時間となった。あー来て、こー来て、あそこを右に回って、ほんでもって左に曲がって....頭の中で位置関係を整理する。じゃー行きますか、頭の中で確認したホテルのある方向に歩き出す。歩き始め程なく、妻との間で帰路の道程について意見の食い違いが起こる。ある交差点に差し掛かった時、私は右折、妻は左折と正反対の意見が出る。私の考え通りの方向で何とかこの場は収まるが、その後も何度か同じような事態が起こり、遂には妻が先頭に立ち自分の思った通りの方向に早足で歩き出してしまう。コリャ困った事態だ、私の頭の中で整理した道程がグチャグチャになってしまった。現在位置の確認をせねば先に進む事ができないからと、勝手に暴走する妻を引き止める。そして交差点に設置された St/Ave 看板を頼りに地図で確認をしようとしたところ、私は妻が持って出ている、妻は私が持っているものとお互い思い込みここまで来てしまっていたことが判明し、二人とも顔面蒼白だ。
いまさらどうのこうのと言っても仕方がない。予定の時間は刻々と迫っており一刻の猶予もない状態だった。直感を頼りに先へ進むと偶然にも、目指すホテルが面するブロードウェー通りに出る事ができた。よっしゃー これで帰れるぞ!しかしここでまた私と妻の意見の食い違いがおきる。私は間違いなく右折だと確信していたが、妻は左折と言い張る。 今回ホテルから向かった方角は南で、この交差点から左折すると南に向かって進んでしまうこととなり、ホテルからはどんどん離れていってしまうハズだ。納得できない様子の妻を説き伏せ、強引に北に向かい歩き出す。10分ほど歩いたところで再び妻が吠え初め、ちょっと道を聞いてくるからと交差点にいた警察官のところへ駆け寄り、身振り手振りでどうやら帰り道を尋ねている様子だ。ちょうどその時、マックのネオン看板が私の目に飛び込んだ。確かマックはホテルから100メートルくらい南にあったんだよなぁー・・相変わらず警官達に食いついている妻を急いで呼び寄せ、ホテルに無事到着だった。かなり呆れた私。
いよいよ念願のブロードウェーミュージカルへと出発だ。娘は何度も足を運んでいるが、私たちにとっては初めての観劇となる。このツアー、実は妻が一番楽しみにしていたもので、私はと言うと正直、別にどーでもいいとさえ思っていたのだ。恥ずかしい話、私はこの日までブロードウェーミュージカルというのは、「ブロードウェー」という由緒正しい名の劇場で行われる「ミュージカル」の事だとばかり思っていた。とんでもない勘違いをしていたようだ。このブロードウェー通りの近辺に点在するたくさんのシアターは各劇場毎に演目が違い、毎夜ファンを楽しませてくれている。ミュージカルについて全く興味を持たない私は、言葉がわからないのだからストーリーさえ理解できず、ハッキリ言ってつまらないものなのだろうと、それまでは思っていた。
今日のツアーで向かう先はLunt-Fontanne Theatreだ。
演目は『Beauty And The Beast』美女と野獣がチョイスされていた。フランスの田舎町に住む若い女性ベルと野獣の物語。その傲慢さから悪魔に魔法をかけられ野獣と化した王子様が、本当に愛されるされることの尊さを知ることで呪いが解け元の姿に戻る。そして最後には、真の愛の尊さを教えてくれた村の美しい娘ベルと結ばれたというあらすじだ。
会場に入り間もなく見せた二人の姿がコレだ。今日は一日中歩き回ったので、きっとお疲れなのでしょう。人の事は言えない、どうせ私も本番が始まればこうなるに決まっていると思っていた。 このミュージカルは1994年4月18日初演のディズニーの記念すべきブロードウエイ進出第1作目で、ディズニーの同名映画を舞台化したもの。初回公演から既に5000回を突破する超ロングランを今なお続けている、大人から子供まで楽しめる内容の作品だ。私たちが参加した当日も、先生らしき人に引率された子供達の姿が数多く見受けられた。
ショーが始まった途端、今まで居眠りをしていたお疲れさん達もお目覚めのご様子。公演時間2時間強、時には盛大に笑い・時には目を潤ませ、ついには家族全員、両手が真っ赤になる程の惜しみない拍手を送っていた。公演が終演する頃にはミュージカルに対する私の偏見は見事に一蹴されていた。エンターテイメントに言葉など必要ない、その場に居合わせた者すべての心を掴んで離さない。久し振りに鳥肌が立つほど感動したのだ。
ショーの感動醒めやらぬホテルまでの帰路、そこかしこに配備された物々しい光景を目の当たりにする。小銃を持ち、鋭い目で警戒する彼らに怒られはしないかと心配したが、思わず近付きシャッターを押した。その時彼らの目は、微笑んでポーズを取ろうかどうか迷っているように見えた。サービス精神を発揮し、カメラに対しニッコリ笑顔を見せたいんだけど、今はそれやっちゃダメなんだよなぁ・・ってな感じがありありと伝わってきたのだ。そんな気さくな彼らだったが、小銃のトリガーに指を置いた姿を目の当たりにし、これもアメリカなんだなー...そう実感した。・・つづく。
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101 Families At The New York City Vol.9
http://scamper.exblog.jp/2751257/
2006-07-11T13:34:34+09:00
2006-07-11T13:29:49+09:00
2006-07-09T14:33:04+09:00
fly-cha
こころ模様
さて、今日はオプショナル・ツアー最大のイベント、ナイアガラツアー決行の日だ。このツアーをリクエストしたのは妻で、他の反対を押し切り強引にスケジュールを確保した。娘は大学に通っていた頃、友達と一緒にカナダへ遊びに出掛けた折りナイアガラを一度訪れており、今回はさほど乗り気ではなかった。私も一度は行ってみたいという気持ちはあったが、場所が場所だけに・・遠いのだ。
ナイアガラ1日観光ツアーの大まかな日程はこうだ。
ヒルトンニューヨーク集合
↓ バンにて移動
JFケネディー空港
↓ Jet Blue にて空路
バッファロー空港
↓ バスにて移動
カナダ国境 in → ナイアガラ着
↓
ホテルで昼食
↓ 徒歩にて
霧の乙女号で滝観光
↓ バスにて観光
お土産ショッピング
↓ バスにて米国 in
バッファロー空港
↓ Jet Blue にて空路
JFK空港
↓ バンにて移動
ヒルトンニューヨークにて解散
全体の所要時間は12時間以上、こう考えるとこのプライスはお得かもね?
ナイアガラ到着後、滝の見えるホテルレストランで先ずは腹ごしらえ。正面に見えるのがアメリカ滝。ホテルのレストランという事もあり席に着いた直後は、ホレこの通りのオシャマさん達。この後は・・。ここの食事はバイキング形式で、お腹が空いていたせいなのか、支払いの事を心配しなくても済むせいなのか、遠慮は無用とビックリするほど食べたのだ。食べ散らかした写真はカットだ!
アングルを変えてパチリ。正面に見えるのが Big なカナダ滝、Maid Of The Mist(霧の乙女号)は乗客と共にこのマイナスイオンいっぱいの水飛沫の中に突入する事となる。それにしても妻の満足げな顔はどうだ、前菜・スープ・メインディッシュ・デザート&デザートと、テーブルにすべてを乗っけて食べ尽くす。今回の旅ではこの食事が、最も贅沢で満足ゆくリッチな時間となったのは言うまでもない。
妻はもちろん完食だ。
この指はだれのピースだ?
娘も もちろん完食。
私は 惜しくも完食ならず。
いよいよ待望のNiagara Free Falls(ナイアガラ・フリーフォールズ)への突入だ。お腹一杯食べたばかりだし、船酔いして◯ロを吐いてはカッコワリーし....滝とはまた別の恐怖が私を襲う。
添乗員が参加者のチケットを売り場でまとめて購入し全員に配る。乗船場所は、テーブルロックと呼ばれる場所からエレベーターを使い38メートル下降した所にある。係の人からブルーのビニール合羽(カッパというか、殆どビニール風呂敷のような物)を渡され完全装備での乗船となる。
ガイドの話では、この Niagara Falls にダイビングした命知らずは過去に15人おり、生還を果たしたのは10人との事。1901年、63歳の女性教師アニー・テラーさんがワイン樽の中に入って飛び込み生還したのが始まりで、1995年に無謀にもジェット・スキーで大ジャンプし昇天したのが最後となった。当たり前だが現在は全面禁止なのだ。
いよいよ出発だ。風呂敷を被り、さあ 行くでー
これはアメリカ滝。この辺はまだ余裕なのだ。
徐々にカナダ滝に近づくが、写真撮影ははここまでが限界だ。
カナダ滝に近付くにつれ霧の乙女号は右に左に木の葉のように揺れまくり、デッキのフェンスでも掴んでいないと、とても自分の足だけでは立っていられないほどの揺れが襲う。ミストに突入した途端に今度は方向の定まらない雨を伴った暴風雨(滝壺から巻き上げられた激しい風や水しぶき)が始まる。目の前はミストで真っ白けっけ、もう周りの景色などはまったく見えない。ミストに入る前、着込んでいたパーカーの内側にカメラを避難させておいたのは正解だった。風呂敷カッパは殆ど役には立たなかったのだ。まあ 無いよりはマシ程度の物なので。ちなみにこのカッパはお持ち帰り自由だが、殆どの人は下船後にゴミ箱へポイと捨てていた。そう言えばこのカッパ、貰ったときにはもう既にクシャクシャだったんだよね、コイツら どうやらゴミ箱から回収したものを有効利用しているらしい。
下船後のスナップショット。ここでも、あそこでも、娘はファンキーさを発揮
アメリカ生活が長かったせいか、そうとうヒネクレてますね。 ようやく楽しそうな表情をしてくれたようだ。いつもこうでなきゃイケナイ。記念写真を撮るときは、ちゃんと素直にならなきゃ可愛くないよね!
ナイアガラを後にし、次に向かったのはツアー定番のお土産売り場だ。ここは日本人が経営するお店で安心して購入できるのだが・・ここはツアーで短時間立ち寄るお土産売り場、めぼしい客に店員さんがベッタリと寄り添い販売攻勢を仕掛けてくるから、落ち着いて商品を選ぶことがなかなかできない状況だ。元々は毛皮がメインのこの商店、良質なものをリーズナブルな価格で提供しているんだから、もう少し何とかならないのかなぁ この売り方。店員の猛攻をかいくぐり、少しだけ、記念のファーを手に入れることができた。
ツアーが終わり、ホテルに戻ったのは午後8時過ぎだった。今日は1日中活発に動き回ったせいか、みなお腹がペコペコだ。最近ちょっとクドイものばかり食べているので、ここいらで懐かしい日本食をと、ホテルから5分程の所にある居酒屋に出掛ける事にする。
このお店は日本人が経営する「萩」という名の居酒屋だ。扉を開け地下の店内に通じる階段を降りる。客席は50席程しかない小振りなお店。入り口の扉を開けると、いらっしゃいませー! あー、懐かしいなー、この響き。久し振りに聞くこの言葉に、始めてくるお店にも係わらず今日一日の緊張がイッキに解けだす。
階段を降りた所にある灰皿。ご多分に漏れず、ここも禁煙なのだ
嬉しい事に、ここにはキリン&サッポロのビールサーバーがある。当然私はキリン生チュウ、家族はウーロン茶と、居酒屋定番をメニューを先ずオーダーする。運ばれた生チュウをグビッ!と一口、れれれ?? アメリカのキリンはこんな味なの?日本の生ビールとは違うんだな、その時はそう思った。何でも好きなものを頼めばいいよ、久し振りの日本に気を良くした私は大盤振る舞いだ。家族は次第に食が進むが、私はビールのお代わりを注文する。ビールを飲むときは(コーヒーを飲むときも)、不味くなってしまうので私はつまみを一切口にしない。変わっているかも知れないが、これが私流の楽しみ方だ。ほろ酔い気分で、ふとカウンターに目をやる。トッポイねーちゃんが私の注文したビールをジョッキに注いでいる真っ最中だった。その様子を目の当たりに見て、最初に貰ったビールの味がおかしいと感じた原因がわかった。ビールサーバーからジョッキに注ぎ終わるまでの間に、大切な泡を4度も捨てていたのだ。これは注ぐ勢いが良すぎるために起こる事で、ビールの味を損なう典型的な失敗だ。注いでは捨て、注いでは捨てと、失敗を4度も繰り返していたのだ。これではまともな味が出せる筈がない。哀しいかな、注いでいる本人がそれを失敗と気付いていない事だ。ビールの注ぎ方一つとってもコレだから、何を頼んでも出てくる料理の味もそれなりで、お世辞にも ウマイ!などとは言えない代物だった。この居酒屋、私的に一言でいわせて貰えば「客をナメとんか」となるが、故郷から遠く離れたニューヨークで、それもお手頃なお値段で日本の味を忍ぶという意味では、とても存在価値があるお店だとは思うのだが。・・・つづく。]]>
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